死刑台のエレベーター [さ行]
1958年のルイ・マル監督作品を日本でリメイクしたサスペンスです。
オリジナルは未見のままチャレンジしてみました。
横浜の街の雰囲気と出演者たちの熱演が印象的な作品でした。
医療業界大手の手都グループ会長夫人・芽衣子(吉瀬美智子)は新しい愛を得るため、
夫(津川雅彦)の殺害計画を立てた。
実行するのは手都グループの関連施設に所属している医師・時籐(阿部寛)。
彼は大人しくて真面目な医師だが、愛する芽衣子のために殺人計画に加担することになったのだ。
分刻みで立てられた計画は完璧で、時籐にも成功させられると確信していた。
そして、殺人が片付いた後は芽衣子が待つカフェまで時籐が車で迎えに行く予定だった。
時籐は芽衣子から手渡された銃を手に会長室へ入って行き、会長へ銃弾を打ち込んだ。
アリバイ工作も成功し一旦はビルの外へ出た時籐だったが、
実は計画に使ったロープが回収できていなかった。
慌ててビルへ戻ってロープを回収した時籐の乗ったエレベーターが動き始めた途端、
階の途中で電源が落ちてしまった…
リメイクとかあまり考えずに観てしまいました(^^ゞ
本当はオリジナルと比べながら観た方が面白かったのかも知れません。
愛を求めるために愛人に夫を殺させる女 & 女に命令されて殺人を犯す男 のカップルに加えて、
チンピラに拳銃を盗られてしまい、たがが外れて暴力的になってしまった若い警官と
警官の恋人で罪の意識を持たずに恋人に付いていく現代っ子の若い女性のカップルが登場します。
二つのカップルが起こした殺人事件が絡み合いながら展開していくサスペンスです。
今作のリメイクはかなり原作に近い形にしたみたいですね。
その分、やっぱり突っ込みどころはありそうな気もしましたけど、それはあまり気にしないことにしました。
ただ、やっぱりサスペンスなので、ドキドキするかどうかが
面白さの境かも知れないなあと思いながら観ていました(^^ゞ
キャラクターや街の雰囲気が良かったです。
吉瀬さんは本当にどんな服装も似合うので、コート姿で街を歩いているだけでも存在感がありますね。
そんな彼女が美しい光に彩られた雑踏の中を一人で歩くシーンからは、
強さの中にある弱さとか孤独感が伝わってきました。
そして、その雰囲気を醸し出している横浜の街も素敵でした。
観終った時、赤い色が印象に残りました。
この映画の赤は破滅の色だったのだなあとちょっと思った1本です。
監督:緒方明 出演:吉瀬美智子 阿部寛 玉山鉄二 北川景子 津川雅彦 平泉成 りょう 柄本明
2010年 日本
(20100909)
→公式サイトはこちらへ
オリジナルは未見のままチャレンジしてみました。
横浜の街の雰囲気と出演者たちの熱演が印象的な作品でした。
医療業界大手の手都グループ会長夫人・芽衣子(吉瀬美智子)は新しい愛を得るため、
夫(津川雅彦)の殺害計画を立てた。
実行するのは手都グループの関連施設に所属している医師・時籐(阿部寛)。
彼は大人しくて真面目な医師だが、愛する芽衣子のために殺人計画に加担することになったのだ。
分刻みで立てられた計画は完璧で、時籐にも成功させられると確信していた。
そして、殺人が片付いた後は芽衣子が待つカフェまで時籐が車で迎えに行く予定だった。
時籐は芽衣子から手渡された銃を手に会長室へ入って行き、会長へ銃弾を打ち込んだ。
アリバイ工作も成功し一旦はビルの外へ出た時籐だったが、
実は計画に使ったロープが回収できていなかった。
慌ててビルへ戻ってロープを回収した時籐の乗ったエレベーターが動き始めた途端、
階の途中で電源が落ちてしまった…
リメイクとかあまり考えずに観てしまいました(^^ゞ
本当はオリジナルと比べながら観た方が面白かったのかも知れません。
愛を求めるために愛人に夫を殺させる女 & 女に命令されて殺人を犯す男 のカップルに加えて、
チンピラに拳銃を盗られてしまい、たがが外れて暴力的になってしまった若い警官と
警官の恋人で罪の意識を持たずに恋人に付いていく現代っ子の若い女性のカップルが登場します。
二つのカップルが起こした殺人事件が絡み合いながら展開していくサスペンスです。
今作のリメイクはかなり原作に近い形にしたみたいですね。
その分、やっぱり突っ込みどころはありそうな気もしましたけど、それはあまり気にしないことにしました。
ただ、やっぱりサスペンスなので、ドキドキするかどうかが
面白さの境かも知れないなあと思いながら観ていました(^^ゞ
キャラクターや街の雰囲気が良かったです。
吉瀬さんは本当にどんな服装も似合うので、コート姿で街を歩いているだけでも存在感がありますね。
そんな彼女が美しい光に彩られた雑踏の中を一人で歩くシーンからは、
強さの中にある弱さとか孤独感が伝わってきました。
そして、その雰囲気を醸し出している横浜の街も素敵でした。
観終った時、赤い色が印象に残りました。
この映画の赤は破滅の色だったのだなあとちょっと思った1本です。
監督:緒方明 出演:吉瀬美智子 阿部寛 玉山鉄二 北川景子 津川雅彦 平泉成 りょう 柄本明
2010年 日本
(20100909)
→公式サイトはこちらへ
吉瀬美智子さんは、NHK大河ドラマでちらっと見た程度で、ほとんど知りませんね。ドキドキするサスペンス映画には気持が傾きますね。
by たいちさん (2010-10-09 22:15)
SORIさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-09 22:54)
あかしやさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-09 22:56)
nekononeonkanさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-09 23:01)
モカソフトさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-09 23:02)
たいちさんへ
異国情緒な港町を美しいドレスでさ迷い歩く吉瀬美智子さんは素敵でした~
オリジナルを尊重しているためか、何となく違和感を感じるところもありましたけど、
役者さんたちの熱演には引かれた作品でした☆
by non_0101 (2010-10-09 23:12)
ぷりんさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-11 00:25)
まっきーさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2010-10-11 00:25)
こんばんは^^
オリジナルも観たことは無いのですが
タイトルだけはしっかり覚えています。
「死刑台のエレベーター」ってインパクトありますよね。
内容も想像できるような、できないようなタイトルだし。
気になったので、オリジナルを観てみたくなりました^^
by てくてく (2010-10-11 01:02)
てくてくさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
私もタイトルしか知らなかったです(^^ゞ
オリジナルは当時かなり評価されたみたいですね。
私もいつかオリジナルを観てみたいです☆
by non_0101 (2010-10-11 08:26)
ルイ・マル息子さんお墨付きとかいわれてもなんだか予告見るだけでも別物になってる気がして仕方ないのですが、とりあえず見に行ってきます。
by なぎ猫 (2010-10-11 16:57)
なぎ猫さんへ
オリジナルが未見だったら、
観てから行った方が面白いかも知れません。
ここをこう変えたのかとか分かっていた方が楽しめそうな気がします。
物語としては50年前と現代ではやっぱり無理がありそうな… (^^ゞ
by non_0101 (2010-10-11 18:19)
オリジナルの良さを知ってるだけに・・なんでスッが、この頃の邦画、ハリウッド作品より出来が良いモノ多数なんで先入観無しで観てみたいですね。
by artfuldodger (2010-10-16 21:45)
artfuldodgerさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
オリジナル未見のままチャレンジしてみました(^^ゞ
ちょっと異国情緒な街の雰囲気が良かったです。
オリジナルをどうアレンジしたのかが気になってます。
機会がありましたら、チャレンジしてみてくださいね☆
by non_0101 (2010-10-16 22:48)
あんなボロイエレベータはない。裏口だって普通入館管理する。と、既に現代とかけ離れているので、いっその事、時代も合わせてリメイクしたら良かったかもしれません。
阿部ちゃんの缶詰もドキドキしませんでした。一人でつまらないコントやっているという感じで・・・。
by バラサ☆バラサ (2010-11-05 17:46)
バラサ☆バラサさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
正直、あまりドキドキはしなかったです(^^ゞ
エレベーターの脱出というと、やっぱり天井からのイメージが強かったので、
下が開くのか!と思いながら観ていました。
リメイクはかなり制約があって大変だったみたいですね~
いつかオリジナルも観てみたいです☆
by non_0101 (2010-11-05 20:50)