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6月に観たけど書いていなかった作品 [その他]

もう7月も終わってしまう~と焦りながら書いてますm(__)m

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

アカデミー賞主演男優賞を受賞した作品です。
いや~本当に強烈な主人公でした(^^ゞ

石油の採掘により大富豪となった主人公の波乱&罪深い人生を描いています。
仲間たちと汗まみれになりながら穴を掘った苦労の日々。
石油を掘り当てて、次第に石油王としてのし上がっていった成功の日々。
そして、自分の築き上げた幸せの全てを壊して破滅へと向かう瞬間。
そんな物語の全てを主人公のパワフルな存在感でみせてくれました。

それにしても… ここまで主人公が嫌な奴だと、もう呆然とするしかありません(笑)
自分のことだけが大事。自分こそが一番でなければ気がすまない。そして他人が嫌い。
そんな人物が上手く人付き合い出来る訳も無く、少しでも自分に背いていると思うと
徹底的に相手を傷つけていきます。
その徹底ぶりに、よくもまあこんな事にたくさんのエネルギーを使えるなあと関心してしまいました(^_^.)

でも、よく考えると、この人は自分のこともきっと嫌いですよね~
だって、好き勝手に生きているようには見えるのですけど、
自分のことを大切にしているようには全然見えなかったです(^^ゞ

この物語をこの俳優さんで作ったことで、もう大成功よね~と思った1本です。

監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:ダニエル・デイ=ルイス ポール・ダノ
2007年 アメリカ 原題:THERE WILL BE BLOOD
(20080610)


『築地魚河岸三代目』

コミック原作を映画化した作品です。
サラリーマンから築地の魚河岸で中卸として一人前になろうとする主人公と
彼を取り巻く人々の心情を映したドラマになっています。
築地を舞台に描かれていた、人情味溢れた雰囲気はなかなか良かったです~

ただ、原作をちょっと読んでいたので、主人公の性格に違和感が…
こんな熱血では無くて、もう少しひょうひょうとしている雰囲気があったと思ったのですけど
映画では思いっきり一直線の人になっていました(^^ゞ
まあ、これはこれで大人の青春!な感じが面白かったです~

次作もあるのか…一体どんなストーリーになるのだろう…とちょっと考えてしまった1本です。

監督:松原信吾 出演:大沢たかお 田中麗奈 伊原剛志 伊東四朗 森口瑤子 荒川良々
2008年 日本
(20080618)
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コメント 4

たいちさん

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は、観そびれた一本です。主人公が、嫌な男というのも珍しいですね。アカデミー賞を取った映画ですので、DVDが出れば、観たいですね。
「築地魚河岸三代目」は試写会で観ました。ホームドラマのようで、気軽に見れましたね。
by たいちさん (2008-07-30 11:28) 

non_0101

xml_xslさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2008-07-30 23:16) 

non_0101

たいちさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は終了ギリギリで観て来ました。
主人公のものすごく迫力あるオーラに圧倒されました~
「築地魚河岸三代目」は一体どんな次回作が待っているのでしょうね☆
by non_0101 (2008-07-30 23:18) 

non_0101

アートフル ドジャーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2008-08-30 12:35) 

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