私がクマにキレた理由(わけ)

大学を卒業して、自分探しのためにナニー（子守）を体験する女の子のお話です。
主演のスカーレット・ショハンソンが素朴で心優しい女の子をキュートに演じていました(^^)

アニーは大学で人類学を学んだ女の子。優秀な成績で卒業し、いざ金融業界への道へ…と進むはずだったが
どうも自分の道とは違う気がしてしっくり来ない。
大切な就職面接でも“自分とはどんな人物か”という質問に上手く答えられず、すっかり悩み始めてしまった。
公園で自分の将来を分析をしていた時、自転車に轢かれそうになっていた一人の幼い男の子を助ける。
慌てて飛んできた母親に名乗ると、母親は“アニー”と“ナニー”を間違えてしまった。
前任のナニーがちょうど辞めてしまったところだと言う母親は、ぜひアニーをうちへ迎えたいと名刺を渡す。
次の道を決めるまでの間だけと気軽にナニーを引き受けたアニーに待っていたのは、
休み無く突きつけられる指示と、とんでもない気苦労の連続だった…

上流社会の中で振り回されているアニーですけど、それでも一生懸命に頑張っていました(^^ゞ

原作は『ティファニーで子育てを』というアメリカでベストセラーになった小説です。
作者はマンハッタンでナニーを体験してきた人というだけあって、細々したことまでリアルです。
幼稚園の送り迎えの注意や約束事などは、普通では考えられないような慎重さで
思わず笑ってしまいました～

でも、指示を受けているアニーにとっては冗談ではありません。
また、それを強要される少年にとっても苦痛以外の何ものでもありません。
特に少年は嫌々ながらも母親の言うことはきちんと聞こうとする健気さを見せます。
母親にはほっとかれ、父親には煩いと疎まれ、寂しそうにしている少年。
アニーはこの仕事を辞めたいと思いつつも、少年を思うとなかなか言い出すことが出来ません。
また、彼女の目から見ると、お金があって華やかなセレブの生活をしている妻も
何故か惨めな生活を送っているように見えてしまうのです。
そして、彼女はとうとう“クマ”にキレてしまいました（笑）

それにしてもスカーレット・ショハンソンは役によって本当に印象が変わる女優さんですね～
今回は自分のことが分からなくなってしまって自分探しを始める素朴な女の子を
とっても可愛く演じていました(^^)

主人公の真っ直ぐな優しさにちょっと癒された気持ちになった１本です。



監督：シャリ・スプリンガー・バーマン　出演：スカーレット・ヨハンソン　ローラ・リニー　ニコラス・リース・アート　ポール・ジアマッティ
2007年　アメリカ　原題：THE NANNY DIARIES
（20081105）

コメント 8

xml_xslさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2008-11-06 23:16) 

クマに切れた理由を知りたい気もしますね。
by たいちさん (2008-11-07 13:49) 

たいちさんへ
こんにちは。nice＆コメントをありがとうございました！
今回の主人公は本当に素敵な女の子でした。
こんなに普通の役をしているスカーレット・ヨハンソンは初めてかも(^^ゞ
ちなみにキレている時もかなり良い子でした☆
by non_0101 (2008-11-08 08:40) 

月夜さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2008-11-08 18:02) 

こんばんは。
これは見たいと思いながら、見逃してしまった映画です。
スカーレット・ヨハンソン、いいですねぇ～。彼女の出ている作品は
全部みたいなと思っているこのごろです。
いつか見てみますね。
by coco030705 (2008-11-09 22:44) 

cocoさんへ
こんにちは。nice＆コメントをありがとうございました！
こんなに普通の女の子を演じているスカーレット・ヨハンソンは初めてでした。
とても可愛かったです～
どんな役でも似合う女優さんですよね☆
私も「ママの遺したラヴソング」は見逃しているので
そのうちに観たいなと思ってます。
by non_0101 (2008-11-10 12:51) 

こんばんは。
だいぶ前の作品ですが、観ました！
TBさせていただきますね。
by coco030705 (2010-04-11 21:58) 

cocoさんへ
こんばんは。ようやく観ることが出来たのですね～！
あとで遊びに行きますね☆
by non_0101 (2010-04-12 00:59)